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2015年08月23日

◆◆映画『日本の一番長い日』を観て◆◆

西宮市浜脇町の個別指導塾<ペガサス西宮教室>の塾長が日々の雑感を綴った<塾長日記>です。







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◆◆映画『日本の一番長い日』を観て◆◆


映画『日本の一番長い日』を観てきました。

昭和20年の終戦前日から当日にかけての皇居内で繰り広げられた緊迫した一連の状況が映画化されたもので、

同じ題名の前作はまだ白黒映画でしたが、そのひっ迫感は最新作さえも凌ぐものがあり、新旧の両作品の中に登場する実在の人物たちの心理や行動の動機などについて、色々と考えながら映画を観ていました。

映画の中では役所広司さん演じる阿南陸軍大臣の腹の据わった言行に多くの比重がかけられている中で、私は、映画全体の中では決して中心人物としては描かれていない東部軍管区 司令官の田中静壱大将の存在感が気になっていました。

クーデターの首謀者である畑中少佐が、その賛同を求めて面会に訪れた時に、「馬鹿もん!貴様らの言わんとする事は、わかっとる!帰れ!」
と一喝 した人物であり、さらに、この反乱を鎮圧するために、わずか数人の部下だけを率いて皇居に向かい反乱軍の青年将校たちに「お前たちは何をしているのか分かっているのか!」とその行動を厳しく戒めたことで、事実上の無血鎮圧をした人物です。

この田中静壱大将は、その後の処理を終えた8月24日に自決によってその人生を終えていますが、

映画にも描かれているような逼迫感に包まれた一触即発の状況の中にあっても、田中大将の一喝によって、兵たちによって向けられた銃口も下がり、反乱を次の段階へと進めようとしていた青年将校たちを武器によらず、圧倒的な人間力の持つ迫力によって収めてしまったそこに私は吸い込まれるようなものを感じました。

誰も一切皇居内に入れてはならないという命令によって銃口を向けてきた兵士に対しても、死を覚悟して反乱軍を率いていた青年将校たちに対しても、

その人物の存在そのものの持つ特別で重厚な人間力からくる迫力というものが、あの暑い夏の長い長い一日に終止符を打ち、戦争終結につながったわけです。

その重厚な人間力を支えていたのは、恐らく、目の前の出来事だけでなく、もっと大きな観点で物事を見る目や善悪の判断をする価値観というものが、道徳心や武士道精神と重なりあってその人の『腹の据わり』を育んだのでしょう。

究極の事態や絶体絶命の状況に直面しても、正しく判断をして、人を正しく導くことのできる、そんな『腹の据わった人物』に成れたらいいのですが、まだまだ修業が必要です。


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Posted by dream-boat at 19:23│Comments(0)信念を持つ
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